2024/06/01-02 鈴鹿サーキット
Round.3 2024/6/1-2
鈴鹿サーキット(5,807m)SUZUKA GT 3Hours RACE
GT300 | QUALIFY | FINAL | Team Ranking | Driver Ranking |
Position | 2位 | –位 | 26位 | 16位 |
RACE REPORT
■6月1日(土)天候:晴れ │ コース:ドライ │ 気温/路面温度: Q1開始時 26℃/45℃、 Q2開始時25℃/43℃ 観客動員数:予選17,500人
車両との相性が良い鈴鹿でトップを目指す
2024年 SUPER GT シリーズ第3戦が、鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。#61 SUBARU BRZ R&D SPORTは事前に行われたテスト走行でセッティングを煮詰めて、ここ鈴鹿に挑む。公式練習での好調を維持し、ポールポジションを目指す。
<公式予選 Q1 Group B/ 15:00~15:10>
Q1は井口卓人が担当し、ニュータイヤでコースイン。晴天に恵まれタイヤの温まりも良く、計測2周目のアタックで1分58秒650のトップタイムをマークし、Q2に向けてタイヤを温存する。その翌周に#777 アストンマーティンにタイムを更新されるが、2番手でQ1を終える。
<公式予選 Q2 Group 1/ 16:11~16:21>
Q2担当の山内英輝は、Q1の好調セッティングをキープしコースイン。計測2周目にアタックに入り、Q1タイムを上回る1分58秒193でQ2トップタイムを叩き出す。Q1とQ2の合算タイムで2番手スタートが確定した。なおGT500クラスのポールポジションは#37 Deloitte TOM‘S GR Supraが、GT300は#777 D’station Vantage GT3が獲得した。
監督:澤田 稔
「事前のテスト走行時にトライしたセッティングが活かされ、今日はほぼ予定どおり進められました。ポールポジションとのタイム差が悔しいですが、決勝で逆転を狙います。明日の天候も見据えて、エンジニアとドライバーと入念にセッティングを検討して挑みます。」
■6月2日(日)天候:曇り │ コース:ドライ │ 気温/路面温度: 開始25℃/34℃、 終盤22℃/29℃ 観客動員数:決勝25,000人
無念のリタイア
2024年 SUPER GT 第3戦の決勝が鈴鹿サーキット(三重県)で行われた。昨日と一転して雲行き不安定な天候となり、レース戦略を絞り込むことが難しい状況のなか、決勝前の20分間走行ではウエットコンディションでの高パフォーマンスを確認、好調を維持しレースに挑む。
<決勝 3Hours/ 13:35~>
今回のスタートドライバーは山内英輝が担当。序盤からトップの#777 アストンマーティンのペースは速く、山内は2番手をキープしたままレースは進むが、徐々にペースが落ち、29周目に1回目のピットイン。タイヤ4輪交換をし、山内は5番手でコースへ戻る。タイヤ無交換のライバルに先行されるが、毎周1.5~2秒速いペースで追い上げ、44周目に3番手まで挽回。更に2番手を追い上げていたが、46周目のヘアピンを通過したところで駆動系にトラブルが発生、加速することができずコース脇へ車両と止めリタイアとなった。なおGT500クラスの優勝は#37 Deloitte TOM‘S GR Supraが、GT300は#777 D’station Vantage GT3が制した。
監督:澤田 稔
「レース運びとして2位になれるペースであっただけに、車両の駆動系トラブルは悔しい思いです。駆動系に何か想定外の事が起こったと思われ、原因はすぐに詳しく調査します。また、トップ車両に逃げ切られた事も反省すべき点で、次戦に向けた改善は必須と考えています。」
ドライバー:井口 卓人
「Q1では同じダンロップタイヤを履くアストンマーティンに大きなタイム差をつけられてしまい2番手に、Q2で山内選手がトップを取ってくれて、結果、合算で2番手となりました。ポールポジションを獲れるパフォーマンスはあったと思うので、決勝では表彰台に乗るためにしっかり頑張ろうという強い思いで待機していたのですが、なんとも言えない結末となってしまいました。次戦の富士は、第2戦の時も悪い感触ではなかったので、仕切り直して挑みます。」
ドライバー:山内 英輝
「予選は上位に入り、決勝も表彰台圏内の戦いで進められていましたが、マシントラブルでリタイアとなってしまいました。残念ではありますが、しっかり次戦までに正しい方向性で準備を進めていけるように、チームのみんなと一緒に頑張りたいと思います。」