2023/04/15-16 岡山国際サーキット

Round.1 2024/4/15-16
岡山国際サーキット(3,703km)

GT300QUALIFYFINALTeam RankingDriver Ranking
Position22位22位22位22位

RACE REPORT

■4月15日(土)天候:雨 コース:ウェット 気温/路温:Q1開始時 14℃/15℃、 Q2開始時14℃/15℃ 観客動員数:予選7,800人

悪コンディションに苦しむ開幕戦

2023年 SUPER GT シリーズは、岡山国際サーキット(岡山県)で開幕戦を迎えた。今年も井口卓人と山内英輝と共に戦う。レギュレーション変更に対応したボディカウル・エアロパーツ。シーズンオフテストでは、その進化を確認できた。公式練習時から強雨で、悪コンディションのまま予選を迎えた。


<公式予選 Q1 A組/ 14:00~14:15(悪天のため通常より5分延長)>
今年もQ1は2組に分かれて実施され、今回はQ1-A組で井口卓人が担当した。公式練習では雨量に合わせて大幅な変更を行ったが、予選前に更に調整を施し挑んだ。ウエットタイヤで徐々にペースを上げ、計測3周目に1分47秒175で5番手、更にアタックを続けるがペースの上がらない車両に追いつき一旦車間をあけて再度アタック。全車タイムアップする中、井口もハイペースで攻めるが、他車のコースアウトとコンディション悪化により赤旗にてQ1は終了となり11番手、Q1敗退となった。なおGT500クラスのポールポジションは#23 MOTUL AUTECH Z が、GT300クラスは#65 LEON PYRAMID AMGが獲得した。

監督:澤田 稔
「公式練習から厳しいコンディションの中で、ドライバー・メカニック共に最善を尽くし予選に挑みましたが、不運にもQ1敗退。あと1周あればと悔やみますが、さっそく明日のレースで上位を目指すための戦略とセッティングを検討します。」

■4月16日(日)天候:晴れのち雨 コース:ウェット 気温/路温: 開始19℃/30℃、終盤13℃/16℃ 観客動員数:決勝14,500人

波乱のレース

2023年 SUPER GT 第1戦の決勝が岡山国際サーキット(岡山県)で行われた。晴れで迎えた決勝日だが、午後の雲行きは怪しく波乱も予想され、いくつかのレース戦略を練り決勝に挑んだ。


<決勝  61LAPS(赤旗提示をもって終了) / 13:30~>
井口卓人がスタートを担当し、ドライコンディションでスタートが切られた。徐々に順位を上げて行く中、 12周目に雨が降り出し路面は一気にウエットへ。FCY~SC走行となり18周目にタイヤをウエットに替え、果敢に攻めるも思うようにペースが上げられない。雨が止み路面の水も減ってきた33周目にピットイン。ドライバーを山内英輝に交代し、タイヤもスリックへ交換した。一旦順位を下げたが早めにスリックタイヤへ交換したことが功を奏し、11~15番手争いのバトルに加わり追い上げたが、43周目にスピンを喫しコースアウト。幸い致命的なダメージはなくピットへ戻ることができ、車両のチェックを終えコースへ送りだしたが、再び強い雨が降りだし、レースは赤旗中断となった。ラスト10分に再スタートを切ったが、SC走行のまま赤旗が提示されレースは終了、22位でレースを終えた。なおGT500クラスの優勝は#23 MOTUL AUTECH Zが、GT300クラスは#18 UPGARAGE NSX GT3が制した。

監督:澤田 稔
「悪天候は予想していたとおりで、レース戦略でもロスを最小限に抑えて、中盤はいい追い上げが出来ました。コンディションの厳しいなかドライバーも攻め込んでくれていました。その結果バトル中のコースアウトとなり、残念ではありますが、もっと強い車づくりやセットアップをすぐ検討し次戦以降に役立てます。」

ドライバー:井口 卓人
「開幕戦は、天候に翻弄されるレースになりました。予選では、アタックする位置やタイミングが悪く、Q2につなぐことができず悔しい予選になってしまいました。決勝でも、1台でも上へという気持ちでスタートから走りましたが、非常に苦しいレースとなりました。不完全燃焼なレースでしたので、次戦は気持ちの良いレースができるように、しっかりと準備したいと思います。

ドライバー:山内 英輝
「公式練習から流れを作ることができず、マシンのグリップ不足にとても悩まされました。セットを変更し予選に挑みましたが、赤旗のタイミングもありQ1落ちで、決勝は後方からのスタート。決勝も天候に大きく左右されたレースとなり、自分に代わって、ハーフウエット路面をスリックで追い上げている中、ブレーキング勝負でグラベルにはまり戦線離脱となってしまいました。チーム皆さんに申し訳ない気持ちで一杯ですが、同じミスをしないように今後気を付けながら、守りに入らない走りを続けていきたいと思います。そしてダンロップさんとチームとしっかり協力して、開発を進めたいと思います!次戦の富士も頑張りますので、ご声援よろしくお願い致します。」

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