2023/06/03-04 鈴鹿サーキット
Round.3 2023/6/3-4
鈴鹿サーキット(5,807km)
GT300 | QUALIFY | FINAL | Team Ranking | Driver Ranking |
Position | 1位 | 6位 | 14位 | 13位 |
RACE REPORT
■6月3日(土)天候:晴れ コース:ドライ 気温/路温:Q1開始時 25℃/40℃、 Q2開始時25℃/38℃ 観客動員数:予選11,000人
ポールポジション獲得
2023年 SUPER GT シリーズ第3戦が、鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。#61 SUBARU BRZ R&D SPORTは第2戦後のテストでタイヤスペックとサスペンションのセッティング調整を行い、ベストな組み合わせでこの鈴鹿に持ち込み、公式練習から速さを見せた。しかし課題がいくつかあり、短い時間内で最適化を試し予選に備えた。
<公式予選 Q1 A組/ 15:25~15:35>
Q1はA組、公式練習から更にセッティング変更を施し、井口卓人をコースに送りだす。タイヤの温まりは早く、計測2周目に1分56秒254の好タイムをマークし4番手でQ2進出を決めた。
<公式予選 Q2 / 16:18~16:28>
Q1の車両バランスと井口からのコメントをもとに微調整を施し、万全でQ2を迎えた。 山内英輝は計測2周目にアタックに入り、1分55秒775の見事なタイムを出す。その後、山内のタイムを更新する車両なく、今季初のポールポジションを獲得した。なおGT500クラスのポールポジションは#36 au TOM’S GR Supraが獲得した。
監督:澤田 稔
「今回は事前のテストでの速さの手応えをもとに、ドライバー・エンジニア・メカニック皆の力で目標だったポールポジションを獲得できました。明日のレースも後続と大差をつけ逃げ切ることができるように、しっかりと準備をします。」
■6月4日(日)天候:曇り コース:ドライ 気温/路温: 開始=28℃/41℃、終盤=25℃/33℃ 観客動員数:決勝22,000人
予選の好調を継続し決勝に挑む
2023年 SUPER GT 第3戦の決勝が鈴鹿サーキット(三重県)で行われた。路温上昇による不安要素はあるが、イレギュラーな状況も見据えつつ、序盤に後続との大きなマージンをつくる戦略で挑む。
<決勝 58LAPS(赤旗提示をもって終了)/ 13:35~>
今回は山内英輝がスタートを担当する。山内はスタート直後からハイペースで攻め、毎周1秒から1.5秒後続とのギャップを広げ順調であったが、7周目にセーフティーカー(SC)が導入され、築いたギャップがリセットされてしまう。再スタート後もハイペースで後続を引き離し、21周目にピットイン、給油とタイヤはリア2輪を交換しコースへ復帰する。山内は再び追い上げに入ったが、中段グル-プの中で思うようにペースは上げられず、41周目にピットインし給油とタイヤ4輪交換し井口卓人へバトンを渡した。井口はトップグループのタイムを上回るペースで追い上げ6位まで挽回していたが、レース終盤に大きなクラッシュがあり赤旗をもってレースは終了、6位が確定した。なおGT500クラスの優勝は#19 WedsSport ADVAN GR Supraが、GT300クラスは#7 Studie BMW M4が制した。
監督:澤田 稔
「レース中のSC運用は想定していたものの、後続とのギャップをハイペースで広げていたところでしたので、残念な思いはあります。レース中盤から後半にもっと速いペースで追い上げられるよう更に改善して次戦に挑みます。」
ドライバー:井口 卓人
「開幕戦、第2戦と本当に悔しい思いでしたが、今回は走り出しから車両のバランスも良く、Q2につなぐことが出来て良かったです。山内選手が素晴らしいアタックでポールポジションを獲得してくれて嬉しく思います。決勝は、優勝できるレース展開でしたが、SCが入ったタイミングが悪くチャンスを失ってしまいました。そんな中でもレース後半まで果敢に攻め続けましたが、大きなクラッシュがあり赤旗でレースが終了となり、6位という結果になりました。優勝を狙っていただけに悔しい結果となりましたが、今季初ポイントを取る事が出来て良かったです。」
ドライバー:山内 英輝
「予選は素晴らしい車両バランスのおかげでポールポジションを獲得する事が出来ました。決勝もスタートから2スティントを担当し、序盤からギャップを作る事に成功し、自分達のレース展開に持ち込めるかなと思いましたが、SCが入った事もあり最終的には6位でレースを終えるかたちとなりましたが、速さを出す事が出来たので、ここから挽回出来るように集中して頑張っていきたいと思います」