2023/08/26-27 鈴鹿サーキット

Round.5 2023/8/26-27
鈴鹿サーキット(5,807km)

GT300QUALIFYFINALTeam RankingDriver Ranking
Position1位3位8位9位

RACE REPORT

■8月26日(土)天候:晴れ コース:ドライ 気温/路温:Q1開始時 33℃/52℃、 Q2開始時32℃/48℃ 観客動員数:予選12,500人

今季2度目のポールポジション獲得

2023年 SUPER GT シリーズ第5戦が、鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。灼熱の鈴鹿はタイヤ・ドライバー・車両を酷使するレース。#61 SUBARU BRZ R&D SPORTは公式練習ですべての耐久性に配慮しながらも車両セッティングで速さを追求し予選に挑む。


<公式予選 Q1 A組/ 15:20~15:30>
Q1はA組、井口卓人が担当。今回タイヤの温まりは早く、計測2周目にアタックに入り1分58秒975の見事なトップタイムでQ1を通過した。

<公式予選 Q2 / 16:13~16:23>
Q2は山内英輝がトップを目指しコースイン。山内も計測2周目に渾身のアタックで1分57秒608、2番手を0.52秒引き離し見事にポールポジションを獲得した。なおGT500クラスのポールポジションは#16 ARTA MUGEN NSX-GTが獲得した。

監督:澤田 稔
「公式練習でタイヤとのセッティングが合わせ込めたので、Q1・Q2ともドライバーが自信を持って見事なアタックを決めてくれました。 明日も路面温度が高温になることが予想されるので対策をしっかり考えレースに挑みます。」

■8月27日(日)天候:晴れ コース:ドライ 気温/路温:開始=32℃/50℃、終盤=31℃/43℃ 観客動員数:決勝20,500人

路面温度上昇に苦しむも最後まで攻め続け、表彰台獲得

2023年 SUPER GT 第5戦の決勝が鈴鹿サーキット(三重県)で行われた。2回のピットインでベストなタイヤ選択ができるよう、準備を万全に整えレースに挑む。


<決勝  71LAPS / 14:45~>
今回はスタートと2スティント目を山内英輝が担当する。山内はスタートダッシュを決め、好調に2番手以降との差を広げる。しかし路面温度の高さでタイヤの負担が増したため、想定より早い16周目にピットインし、高路温向けのタイヤで2スティント目を開始した。ハイペースで追い上げトップグルーブに追いつくが、このスティントも想定以上にタイヤへの負担はきつく、予定より早めの41周目に井口卓人へバトンを渡す。井口はコースイン直後からバトルを繰り広げ、順位を上げながらトップを目指していた46周目に、トラブル車両回収のためのFCYが運用され、その直前にピット作業を終えた2台に先行される。FCY解除後も井口は毎周タイム差を縮めるが、タイヤの摩耗も進み前車を追い越すまで至らなかったものの、粘り走りで3位表彰台を獲得した。なおGT500クラスの優勝は#16 ARTA MUGEN NSX-GTが、GT300クラスは#18 UPGARAGE NSX-GT3が制した。

監督:澤田 稔
「今回は多岐を見据えて戦略を考えていましたが、それでも厳しいレースでした。ドライバーが最後まで攻め続け3位を獲得できました。ピット作業でも差を縮められ、チーム全体としてミスなくレースができました。 このチームの勢いをキープして次戦に挑みます。」

ドライバー:井口 卓人
「公式練習、予選とノートラブルで非常に流れも良くポールポジションを獲得する事ができました。決勝はチームの作戦面、タイヤ選択、レース展開、全てにおいて完璧なレースができていました。何もなければ間違いなく優勝できる位置にいたと思いますが、FCYのタイミングで他車に先行されてしまいました。タイヤも苦しい中、最後の最後までプッシュしましたが優勝には届きませんでした。悔しい気持ちはありますが、このチームでここまで強く戦えた事に誇りを持ち、次戦でこの悔しさを晴らします。」

ドライバー:山内 英輝
「予選では、この数年みんなで積み重ねて来た結果、GT300クラス最多ポールポジションの記録を更新することができました!本当に関わってくださった沢山の関係者の一人ひとり、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。初心を忘れず、また努力して頑張ります。決勝は、FCYで先行した2台に追いつくことができず、3位でレースを終えてしまいました。ただ、速さはあるので次戦得意なSUGOで優勝を勝ち取れるように頑張りたいと思います!。」

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